
パフェによく似たスイーツにサンデーがあります。
アイスクリームにシロップをかけたものです。
もともとはシロップをかけるだけのスイーツでしたが、
やがてフルーツやナッツを飾るようになりました。
そのため現在のサンデーは豪華になり、パフェと比べても
あまり違いがありません。
敢えて違いを挙げるならば、サンデーにはパフェグラスを
使わないことでしょうか。
サンデーは、19世紀にアメリカで生まれましたが、
その起源は詳しくわかっていません。
それは、アメリカにはサンデー発祥地を主張する地域が
いくつかあるからです。
いずれの地域でも、日曜日に限定して販売したことから
サンデーと命名されたといわれています。
では、なぜ日曜日にしか販売されなかったのでしょうか。
それは宗教上の理由があったからです。
アルコールが宗教上禁止されることは珍しくありませんが、
カフェインや炭酸水が禁止されることもあります。
身体に過度の刺激を与えることが信仰の妨げになると
考えられているからです。
また、曜日によって特定の飲食が禁じられる風習も
世界各地に見られます。
たとえば、カトリック教が広く普及している地域では
金曜日に鳥獣の肉を食べません。
金曜日はキリストの受難の日とされているからです。
肉の代わりに魚を食べることになっています。
日曜日もキリスト教では聖なる安息日とされています。
そのためソーダの販売が禁止される地域もあります。
ソーダの代替品として日曜日限定で販売されたのが、
サンデーの起源とされています。
アイスクリームにシロップをかけて売り出したところ
たいへんな人気を博しました。
日曜日限定であることからサンデーと名づけられましたが、
お客さんの要望によって毎日売られるようになりました。
ちなみにサンデーのスペルは、Sunday(日曜日)ではなく、
Sundaeです。
聖なる安息日をスイーツの名前に付けるのはけしからんと
キリスト教会から反発があったからだそうです。
しかし、単に業者がスペルを間違えてしまったためとも
いわれています。
真偽のほどはわかりませんが、スペルに関係なく、
サンデーが愛されているのは事実です。