おいしいことば

四季の料理と食材は美しい名を持っています。おいしいことばを探してみましょう。

2026-01-01から1年間の記事一覧

デンマークではデニッシュペストリーは何と呼ばれているのか

デニッシュペストリーのサクサクした生地はクロワッサンと たいへんよく似ています。 それもそのはずです。じつはデニッシュペストリーと クロワッサンは双子の兄弟だからです。 一説によると、クロワッサンはマリー・アントワネットが フランスに製法を伝え…

三日月形をしていないクロワッサンの秘密

クロワッサンとはフランス語で三日月のことです。 当然クロワッサンは三日月形をしています。 ところが三日月形をしていないクロワッサンもあります。 角が真っ直ぐに伸びたクロワッサンです。 クロワッサンには2種類の異なる油脂が使われています。 外見で…

クロワッサンがフランスで愛される理由

クロワッサンはフランス人になくてはならない食べものです。 すべてのフランス人にこよなく愛されています。 その理由は、クロワッサンとカフェオレの組み合わせが、 フランスの朝食の定番だからです。 サクサクとした食感は、クロワッサンの大きな魅力です…

バケットがフランスで愛される理由

フランスパンのことをフランス語で「パン・フランセ」といいますが、 一般にはフランス本国以外のフランス語圏で使われる名称です。 フランスの人々はフランスパンのことをパン・フランセとは呼びません。 わざわざフランス国内で「フランスの」という必要が…

バターがフランスで愛される理由

近年は国内でバターの品薄が続いていました。牛乳が十分に 足りているのにバターが不足しているのは不思議です。 バターは一箱200グラムで売られることが多いようですが、 昔は225グラムだったような気がします。 1ポンドが約450グラムですから、225グラムは…

「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざは本当にイタリアにあるのか

英語には、こういうことわざがあります。 「一日一個のリンゴは医者を遠ざける。」 An apple a day keeps a doctor away. それだけリンゴが健康によいということですが、 こんな面白いジョークもあります。 私の娘が恋している医者と別れさせたいのですが、 …

自家製トマトソースがイタリアで愛される理由

スローフードはファーストフードに対する言葉です。 1986年にイタリアの小さな町で始まりました。 消えゆく伝統的な郷土の食文化を守る運動です。 良質の料理法や美味しさを次の世代に伝えていくために、 食材の生産や食品の製造を保護しています。 スローフ…

トマトがイタリアで愛される理由

イタリア料理に欠かせない食材といえば、 オリーヴオイルとトマトです。 日本料理に味噌と醤油が欠かせないのと 同じくらい重用されています。 オリーヴオイルは紀元前から使われていますが、 トマトは比較的歴史が浅い食材です。 アメリカ大陸からヨーロッ…

パスタがイタリアで愛される理由

リュック・ベッソン監督の映画「グラン・ブルー」に、 名優ジャン・レノがエンゾーの役で登場します。 エンゾーは、シチリア出身の素潜りの天才ですが、 自信過剰でじつに尊大な性格をしています。 しかし、その一方で家族と友だちを心から愛する 陽気なイタ…

イタリア料理はなぜ日本で愛されるのか

イタリア料理は、日本で高い人気がありますが、 その理由は何でしょうか。 それは、日本料理とイタリア料理に多くの共通点が あるからではないでしょうか。 日本もイタリアも長い食文化の歴史を持っています。 そして独自の料理を生み出してきました。 イタ…

祝!イタリア料理がユネスコ無形文化遺産に

去年12月、イタリア料理がユネスコ無形文化遺産に 登録されました。 これまで「ナポリのピッツァ職人の技」が登録された 事例があります。 また、「イタリアのトリュフ探索と採取」が登録された 事例もあります。 特定の食文化が選ばれることは珍しくありま…