おいしいことば

四季の料理と食材は美しい名を持っています。おいしいことばを探してみましょう。

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ぶなの森の白狐3

動物を主人公にした物語はたくさんありますが、人間を動物の完全な敵対者に描いた物語としてよく知られているのが、「バンビ」です。オーストリアの作家、フェーリクス・ザルテンの原作に基づいて、1942年にウォルト・ディズニーがアニメーション映画を製作…

ぶなの森の白狐2

動物を主人公にした物語はたくさんありますが、人間を動物の完全な敵対者に描いた物語としてよく知られているのが、「バンビ」です。オーストリアの作家、フェーリクス・ザルテンの原作に基づいて、1942年にウォルト・ディズニーがアニメーション映画を製作…

ぶなの森の白狐1

動物を主人公にした物語はたくさんありますが、人間を動物の完全な敵対者に描いた物語としてよく知られているのが、「バンビ」です。オーストリアの作家、フェーリクス・ザルテンの原作に基づいて、1942年にウォルト・ディズニーがアニメーション映画を製作…

カフェオーレとカフェラッテは同じなのか違うのか

フランスの朝食はクロワッサンにカフェオーレが定番です。 大きなカップでカフェオーレをたっぷり飲みます。 カフェオーレはコーヒーとミルクをほぼ同量ずつ混ぜ合わせます。 使われるコーヒーは主にドリップコーヒーです。 イタリアのカフェラッテもコーヒ…

コーヒー豆の価格が高騰している意外な理由

今年に入ってからコーヒー豆の価格が急騰しています。 コーヒーショップでも値上がりが相次いでいます。 物価高の昨今ですから、多少の値上がりは仕方ありませんが、 それにしても、上げ幅の大きさには驚きます。 価格高騰の理由はいくつか考えられますが、 …

動物のフンから生まれる極上のコーヒー豆

「ブラック・アイボリー」という名のコーヒー豆があります。 「黒い象牙」という意味です。 おそらく象牙に匹敵するほど高価なコーヒー豆であるために そう名づけられたと思われます。 タイ北部で生産されている希少なコーヒー豆ですが、 なぜ希少かというと…

芸者のように艶やかなゲイシャという名のコーヒー豆

コーヒー豆の品質の差はたいへん大きく、 一般には4段階に分類されています。 品質の高い順に、スペシャルティ、プレミアム、 コモティティー、ローグレードです。 近年、世界最高峰のコーヒー豆の一つとされているのが、 スペシャルティの頂点に立つ「ゲイ…

世界最古の夢オチの物語は粟粥を炊く話

「夢オチ」と呼ばれる物語があります。 それまでの出来事が、じつは全て夢だったという物語です。 古来、世界中の文学作品に用いられてきました。 楽しい体験が「何だ、夢だったのか」と落胆するときと、 怖い体験が「夢でよかった」と安堵するときがありま…

もし五代目小さん師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「除夜の鐘」

もし五代目小さん師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「除夜の鐘」 五代目柳家小さん師匠は、落語界で初めて人間国宝と認定された重鎮です。落語という芸術が初めて国家的に高く評価されたわけですから、その功績は前例のないほど偉大なも…

もし五代目圓楽師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「般若湯」

もし五代目圓楽師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「般若湯」 落語界では、名跡を代々継承していくことが古くからの伝統となっています。先代の名を受け継ぐというのは、たいへん名誉なことでもありますが、同時に大きな重荷を担うことで…

もし小三治師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「嫁取り侍」

もし小三治師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「嫁取り侍」 十代目柳家小三治師匠の持ち味は三つあると思います。一つめは、面白くなさそうに面白いことを話す芸です。これはかつて五代目柳家小さん師匠もそうでしたが、朴訥として飄々と…

もし枝雀師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「お公家の料理人」

もし枝雀師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「お公家の料理人」 二代目桂枝雀師匠は、「爆笑王」の異名を取るほど陽気で軽妙な大阪弁と、ときに大袈裟すぎるほどの大胆な身振り手振りで多くの落語愛好家を魅了しました。その話芸は誰にも…

もし志ん朝師匠に演じていただけるならばこんな噺を聴いてみたい 「絵描き」

もし古今亭志ん朝師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「絵描き」 三代目古今亭志ん朝師匠はたいへんきれいな芸風を持った噺家です。聞きほれてしまう美しい声、淀みなく川のように流れる話の展開、心地よいリズム感を持った話し方、人物の…

もし歌丸師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「夫婦茶碗」

歌舞伎には女性の役を専門とする女形(おやま)と呼ばれる役者がいますが、落語にも女性の役と得意とする噺家がいます。桂歌丸師匠です。 歌丸師匠の芸には艶やかさがあります。女性の演じ方は、師匠である桂米丸師匠譲りの魅惑的な表現力を踏襲していますが…

四季の菜摘み16

"> 「四季の菜摘み16」は、次の食材について書いている。 "> 胡麻(ごま)落花生(らっかせい)浅葱(あさつき)夕顔(ゆうがお)水菜(みずな)蓼(たで)蒟蒻芋(こんにゃくいも)木耳(きくらげ)滑子(なめこ)八朔(はっさく) 「まえがき」 食生活が豊…

イヌイットの人々の食事はなぜ健康的なのか

北米大陸の氷雪地帯に暮らすイヌイットの人々は、 昔から野菜を食べる習慣がありません。 極寒の地域では、植物が十分に生育することがなく、 野菜を入手することができないからです。 比較的寒さに強く、夏の時期に収穫できる ブルーベリーなどを食べていま…

雄鶏の尻尾の12の物語 ( The Twelve Tales of The Cocktails )

雄鶏の尻尾の12の物語 ( The Twelve Tales of The Cocktails ) は、私が考案した次の12種類のオリジナルカクテルを紹介している。 ウィンブルドン ( Wimbledon ) インザパープルレイン ( In The Purple Rain ) ビッグイージー ( Big Easy ) デタント ( Déten…

四季の菜摘み15

"> 「四季の菜摘み15」は、次の食材について書いている。 "> 茶(ちゃ)百合根(ゆりね)貝割大根(だいこん)大豆(だいず)松露(しょうろ)壬生菜(みぶな)橙(だいだい) 「まえがき」 食生活が豊かになると失うことがある。感謝の心である。「衣食足り…

だちょうのたまごがころがった

「だちょうのたまごがころがった」は、次の3編の短い物語を収録しています。テーマは「ころがり」です。 だちょうのたまごがころがった どんぐりころり ころころころ おいもが ころり ころころり 「だちょうのたまごがころがった」は、全十二連、四十八行、…

おむすび食べたお殿さま

「おむすび食べたお殿さま」は創作童話です。子どもにも大人にも読んでいただきたい物語です。 昔々あるところに食いしん坊でわがままなお殿さまがいました。ある日、お殿さまは村に「おふれ」を出して、今まで食べたことのない美味しい食べものを差し出すよ…