日本で初めてスクリームが登場したのは明治2年のことです。
横浜の馬車道通りに最初のアイスクリーム屋さんが開店しました。
その名も「氷水屋」といいます。
かき氷とアイスクリームを売っていました。
当時のアイスクリームは「あいすくりん」と呼ばれていたそうです。
たいへん高額であり現在の価格に換算すると数千円もしたそうです。
日本に住んでいた外国人が主なお客さんだったようです。
一般に日本人がアイスクリームを食べるようになったのは
大正から昭和にかけての時代です。
今ではお馴染みになっているアイスキャンディーやカップアイスも
この時代に登場しました。
とくにくじ付きのアイスキャンディーが人気を博しました。
当たるともう一本もらえることで売り上げが伸びたそうです。
市販のアイスクリームは種類が多くて楽しいのですが、
アイスクリームは家庭でも作ることもできます。
ステンレスの容器に牛乳と砂糖とバニラエッセンスを入れます。
大きな鍋に氷をたくさん入れて食塩を加えます。
食塩は氷を急速に冷やすはたらきがあります。
氷の温度が一気にマイナス20℃まで下がります。
そこにステンレスの容器を入れて冷やします。
くるくる回転させるように冷やすのがコツです。
出来立ての手作りアイスクリームはまるで雪のようです。
口の中でふわりと融けていきます。
ぜひ試してみてください。