フランス語では、料理だけでなくカタツムリのこともエスカルゴといいます。
カタツムリなら何でも食べられるわけではありません。
リンゴマイマイという種類が最も食用に向いています。
野生種はブドウ畑に棲息しています。
高級食材ですが、じつは絶滅の危機に瀕しています。
そのため他の品種が使われることが多いそうです。
パセリとニンニクをみじん切りにしてバターで練ったものです。
エスカルゴはいったん殻から身を取り出して下ごしらえします。
これが結構たいへんな作業です。
再び殻に身を戻してエスカルゴバターを詰めます。
オーブンで焼いて出来上がりです。
野趣あふれる料理と思われるかもしれませんが、
これが何と繊細で味わい深い料理なのです。
フランス人は本当においしいものをよく知っていますね。