ビスケットはラテン語の「二度焼いた」という言葉に由来します。
同じくラテン語系のフランス語ではビスキュイといいます。
一方クッキーは小さなケーキを意味するオランダ語に由来します。
アメリカに入植したオランダ系の移民が作り始めたという説があります。
ではビスケットとクッキーの違いは何でしょうか。
ポケットを叩くと増えるのがビスケットで、モンスターが好んで食べるのがクッキー
というのは冗談ですが、クッキーはどうやらアメリカ英語のようです。
同じお菓子でもイギリスでビスケット、アメリカでクッキーと呼びます。
アメリカにもビスケットがありますが、イギリスでいうスコーンのことを指します。
日本のビスケットはイギリスのビスケットに近いようです。
もちろん日本にもクッキーがありますが、ビスケットよりも厳しい基準があります。
糖分と脂肪分の合計が全体の質量の40パーセントを越えていなければなりません。
たとえ甘いクッキーでもそれを名乗るための条件は決して甘くはありません。
ちなみに日本では2月28日がビスケットの日です。
「二度焼いた」の「に」と「や」を取って28日です。
アメリカにはクッキーの日というのがあるそうです。
12月4日だそうです。
制定された理由は不明です。