シュークリームのシューはフランス語でキャベツのことです。
シュークリームはフランス語と英語を組み合わせた日本語です。
フランス語でシュー・ア・ラ・クレームといいます。
ちなみに英語でシュークリームというと靴墨のことを意味します。
英語ではクリームパフといいます。
エクレアはシュークリームをアレンジしたお菓子です。
シュークリームのシュー生地は丸い形をしていますが、
エクレアのシュー生地は細長い形をしています。
さらに表面をチョコレートでフロスティングすることが多いようです。
エクレアはフランス語でエクレールといいます。
チョコレートのついたものをエクレール・オ・ショコラといいます。
エクレールとは稲妻のことです。
稲妻のように一瞬で食べてしまうので名づけられたという説が有力です。
表面の焼き目模様が稲妻のように見えるからという説もあります。
面白いことにシュークリームの起源はわかっていませんが、
エクレアは19世紀にフランスで生まれたと考えられています。
天才パティシエのカレームが作ったというのが定説です。
カレームは天才パティシエにして天才シェフでした。
近代のフランス料理界に大きな功績を残しています。
おそらく天才的なひらめきでエクレアを考案したのではないでしょうか。
フランス語のエクレールには稲妻という意味の他に
「ひらめき」という意味もあります。
もしかしたらエクレアの語源は稲妻ではないかもしれません。
「ひらめいた菓子」の意味ではないかと私は密かに考えています。