こんな噺が聴いてみたい
もし五代目小さん師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「除夜の鐘」 五代目柳家小さん師匠は、落語界で初めて人間国宝と認定された重鎮です。落語という芸術が初めて国家的に高く評価されたわけですから、その功績は前例のないほど偉大なも…
もし五代目圓楽師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「般若湯」 落語界では、名跡を代々継承していくことが古くからの伝統となっています。先代の名を受け継ぐというのは、たいへん名誉なことでもありますが、同時に大きな重荷を担うことで…
もし小三治師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「嫁取り侍」 十代目柳家小三治師匠の持ち味は三つあると思います。一つめは、面白くなさそうに面白いことを話す芸です。これはかつて五代目柳家小さん師匠もそうでしたが、朴訥として飄々と…
もし枝雀師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「お公家の料理人」 二代目桂枝雀師匠は、「爆笑王」の異名を取るほど陽気で軽妙な大阪弁と、ときに大袈裟すぎるほどの大胆な身振り手振りで多くの落語愛好家を魅了しました。その話芸は誰にも…
もし古今亭志ん朝師匠に演じていただけるならばこんな噺が聴いてみたい 「絵描き」 三代目古今亭志ん朝師匠はたいへんきれいな芸風を持った噺家です。聞きほれてしまう美しい声、淀みなく川のように流れる話の展開、心地よいリズム感を持った話し方、人物の…
歌舞伎には女性の役を専門とする女形(おやま)と呼ばれる役者がいますが、落語にも女性の役と得意とする噺家がいます。桂歌丸師匠です。 歌丸師匠の芸には艶やかさがあります。女性の演じ方は、師匠である桂米丸師匠譲りの魅惑的な表現力を踏襲していますが…